デジタルコンテンツの複製などを防止するための機能であるHDCPですが、接続方法などによってはこれが邪魔して視聴出来ない場合があります。
もしこの画面が表示されてもすぐに対処出来ます。
マルチモニター利用時にエラー発生
基本的にPCに一台のモニターしかない、使っていない場合はこのエラーは出ませんが、マルチモニター環境にしている場合、コピーガードの仕組みによってこのエラーが発生する場合があります。
HDCPエラー
HDCPに関する難しい話や説明は以下リンク先に詳しく書かれています。
要は暗号化された映像のデータを再生する際に、コピーされている疑いがある場合は再生しない、再生できないようにする技術ですね。
マルチモニターを構成している場合「外部モニターでの再生」という行為が「他の機器で映像をデータとして再現しようとしている」ように勘違いされてエラーが出るといった感じでしょうか。
そこで再現出来ているデータを保存されるとコピーガードが効かなくなるのでそれを防止する機能って感じですね。
MBPなどのラップトップやiMacの場合、メインのモニターで再生していますのでエラーが出ることはありませんが、Mac Miniではメインモニターでも発生する事があるとの記事も読みました。
ですから暗号化された映像を解析する本体と、その解析された映像を再生するモニターの間がこのHDCPに準拠していなければエラーが発生する仕組みです。
エラーの回避方法
トップ画と全く同じ画像です。この説明によるとディスプレイやケーブルが準拠していなければいけないと書かれています。
ですが、まずはブラウザを変えて確かめてみましょう。
SafariではダメでChromeなら再生可能
Macの標準ブラウザであるSafariですが、残念ながらこのHDCPには対応していないようです。ですがGoogle Chromeはこの機能に対応しています。
エラーメッセージを見ると機器が対応していない場合があると書かれているので、ケーブルを買い替えたりしてしまいそうになりますが、それは待ったです。
まずはChromeを試してみて、それでも再生できないのであれば何か他の原因があるという事です。
Safariで再生する方法
Safariで再生しないと都合が悪いケースは考えにくいので、このやり方が必要なのかどうかは分かりませんが、私の場合はこれでSafariでも再生できました。
Chromeでコンテンツを再生しつつSafariで再生
最初にChromeを使って見たいソースを再生します。そのままの状態でSafariを開いて、同じソースを読み込む。Chromeで再生している動画は停止して、Safariで再生するとこのHDCPエラーは出ませんでした。
しかし、これをやる必要はまず無いと思いますので、Netflix、Hulu、Amazon Primeビデオの再生でエラーが出たらGoogle Chromeを使ってみましょう。