エクセル請求書とはおさらば!無料請求書発行ソフト「BillVektor」は個人事業主に必須です!

BillVektorサイトを表示したMacbook ProWordPress

個人事業主にとって請求書を作成するのは、収入につながるものですから嬉しい反面、ちょっと面倒でもありますね。

多くの方がWordやExcelで発行、管理されていると思いますが、このBillVektorを使えば今までの手間とはおさらば出来ますよ。

こんな無料ソフトを待っていた

このBillVektorはWordPressテーマですからソフトと呼ぶのは違うのかも知れませんが、あえてここではソフトと呼ぶことにします。

請求書や見積書を作成するだけであれば、WordやExcelで作れば良いだけですし、過去のファイルを確認したければフォルダ内検索して該当のファイルを探すなんてことも出来るのですが、同じ作業でもデータが管理されるソフトで行うと、その手間は先のそれとは全く変わってきます。

全ての管理が楽

得意先の管理や請求書の発行、見積書から請求書へ変換するなど日常業務で必要な機能がほぼ備わっています。

このソフトを制作されたVektor.IncのBillVektor紹介動画です。

この動画で紹介されている機能だけでも相当便利だと思いますが、プラグインを使えばさらに他のデータも一元管理出来るようになるので、さらに使い勝手がよいソフトに化けます。

プラグインも充実

提供されているプラグインは3種。

領収証発行プラグインのみ有料ですが、他の2つは無料で使えます。

有料と言ってもたったの¥1,650-(税込)です。PDFでメール送付すれば収入印紙が要らないなどのメリットを考えると導入は必須ですね。

ただ、ご存知の方も多いかと思いますが、電子領収書の発行にはある程度注意すべき点がありますのでご注意下さい。

給与明細発行プラグイン

これは個人事業主にとっては不要かも知れませんね。

ですが使い方によっては個人事業主でも役立つことは間違いないと思いますので、気になる方は以下リンクを参照して下さい。

先の動画のようにリンク先で使い方動画も観れます。

その他の書類発行プラグイン

これが意外と便利だと思います。リンク先では業務日報などの作成に便利とありますが、作成するファイルに得意先を指定出来ますので、今後の提案案件などを得意先ごとにメモを作成するように使用すればかなり便利です。

会計ソフトへ出力

まさかここまで無料で出来るとは!といった感じですが、会計ソフトへデータを出力する事が出来ます。

対応しているソフトはMFクラウド会計とfreeeの2つとの記載がありますが、出力されるデータはCSV形式ですから、他のソフトへの対応もやり方次第で可能だと思います。

気になる点

いくらBillVektorがすごいとは言っても、さすがに完璧ではありません。

気になる点がいくつかありますので、導入前の参考にして下さい。

セキュリティーの管理

Web上で使うと外出先からも請求書や見積書が作成出来るので非常に便利ですが、もし他人にログインされると顧客情報から請求など金額の情報、取引内容まで丸見えになってしまうので非常にリスクが高いです。

セキュリティに自信のある方はサーバー上で動作させても良いのかも知れませんが、まぁ規模が小さなビジネス、特に個人事業主は自分や会社の一台のパソコンにローカル環境を構築して、そこで運用すると良いと思います。

非課税、課税を分ける事が出来ない

印紙や税金の立て替え金のある請求書だと、このテーマの仕組み上、請求書作成が若干面倒になってしまいます。

課税、非課税に関してと、税率に関しては一枚の請求書で一括の設定となります。

ですから請求項目内に

  • 非課税
  • 10%課税
  • 8%課税

などが混在するような請求書だと

請求項目金額
作業代金1000
消費税(10%)100
立替印紙代金400
持ち帰り飲料500
消費税(8%)40
合計2040

このように個別に消費税を計算して入力してやる必要があります。

まぁこれは極端な例ですし、ここまで混在する請求書を作成するような業種は存在しないのかも知れませんが。

とにかく課税非課税が混在するとこのように個別に消費税を計算し、請求書の最後で合計金額を計算するように作成しなければなりません。

作成する書類のデザイン変更が簡単に出来ない

請求書だけでも個性的なデザインに変更出来ないかとやってみましたが、これがなかなか難しい。簡単にデザインが変更できると思ったら大間違いでした。

CSSをゴリゴリ書ける人なら簡単なのかも知れませんが、私は諦めてしまいました。

ですからこのソフトの利用者はデザイン変更をせずに使っている方が多いのではないかと思います。

となるとこのWordPressテーマを使って発行される書面はどれも同じに見えてしまうという事になってしまいます。

プロに依頼してデザイン変更が出来るのかも知れませんが、請求額によっては伝票管理ソフトなどを購入した方が安かったんじゃないの?となれば本末転倒です。

機能面はとても充実しているのですが、このデザイン面については弱いような気がします。

ワードプレス テーマという部分で考えると、デザインスキンが豊富なテーマが増えているのでそう感じるだけなのかも知れません。

ユーザー側の希望としては、同じようにこのBillVektorでも今後デザインスキンなどが提供されると嬉しいです。

おわりに

まだ使い始めたばかりですが、もう以前の状況には戻る気がしないほど便利なソフトだと思います。

このBillVektorのお陰で節約された時間を使って、今後は自分なりに項目の表記の変更やカスタマイズを行っていく予定です。

完成すれば記事にしたいと思います。

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