複数人の間でファイルのやり取りをする必要があり、その相手は年配の方が多くクラウドサービスを使えないという状況があったので、外部ストレージで保存、バックアップも兼ねてそれをやり取りするのがベストだったのでこのバッファローのポータブルSSD、SSD-PSM480U3-B/Nを購入してみました。
外観
パッケージは簡易パッケージでした。正直これで十分ですね。中身さえちゃんとしているのであれば、別にカラーで印刷されている必要はありません。
非常にシンプルです。開封しても同じような感じですが、あまりに本体が小さくてかなり驚きました。
サイズは後述しますが、驚きのサイズです。
中には取説などが同梱されていました。
こういう類の製品の取説はファイルフォーマットがどうとか、取り外しの手順などについて書かれた取説が入っているのはわかりますが、最近はプレステでもこういった外部ストレージを利用するようで、そのセットアップ方法が書かれた取説も入っていました。
最初はこのケーブル、フェライトコア、本体の3点のみが付属しているんだと思いましたが、箱の奥にTypeAからTypeCに変換するアダプターも付属していました。
取説のパッケージ内容物を読まなければ危うく見落とすところです。何もかも小さくなってるので、こういった点には気をつけなければいけませんね。
本体サイズ
これは本当に驚きです。びっくりするほど小さい。
最近のマイクロSDの容量などを考えると、別にこれくらいのサイズで作ることはそう難しくないのは分かりますが、2GBとか4GBのスティックタイプのUSBメモリを見たときに驚いた世代ですからこのサイズで480GBもの容量があると思うと、何故か毎回「世の中進化したもんだ」と感心してしまいます。
幅は59mmちょいですね。
正確には59.25mmです。
ケーブル長はコネクタ部を覗いて約215mmです。21.5センチですね。デスクトップを使う方には少々短いような気もしますが、本体が軽いのでぶら下げで使っても何の問題もなさそうなので大丈夫でしょう。
ちなみに本体重量は何と14gでした。
これだとケーブルとフェライトコアの合計のほうが重いんじゃないかと思って測ってみると・・・
24gでした。ついでに変換アダプターは・・・
8gですね。パソコンに接続してぶら下げて使っても恐らく問題はないでしょう。
フェライトコアの取り付け方法
特になにか難しいって事は無いのですが、爪の部分の強度はあまり無さそうなので(小さいから当然かと)ごく弱い力から試すと良いでしょう。
届いた時点で閉じた状態ですので、これを開く必要があります。
このように2箇所、コの字の爪が引っかかっているので、爪か先の尖ったもの、爪楊枝などで少しだけ爪を浮かせると簡単に開きます。
開いたら、この真中の溝の部分にケーブルを挟み込んで、先程外した爪がカチッとしっかり掛かるまでロックすれば完成です。
PC接続側、SSD側のどちらに付けるのが良いかと一瞬悩んで取説を見たのですが、特にどちら側に付けるなどの指示はありませんでした。取説の図を見ると、SSD側に取り付けられている絵が書かれていたので、このようにSSD側に取り付けました。
これで性能が変わる、エラーが減るなど何か影響があるとは思えないのですが。
バッファローの別のモデルとのサイズ比
以前購入してTime machine用で使っている別のモデルの外付けSSDと比較してみました。
以前の記事は以下
これを購入した際も「小さくなったなー」と感心しましたが、比較するともっと小さかったです。
デザイン的にも今回購入したSSD-PSM480U3-B/Nの方がかっこいい気がしますね。
カメラの角度のせいで重ねた右側がずれているように見えますが、右側、下側はピッタリと合わせています。
相当小さくなっていますね。端子部分のゴミ侵入が気になりますが、消しゴムよりちょっと大きいくらいですから、普通にペンケースの中に入れておくなんて事が出来るサイズです。ケーブルが必要ですけど。
転送速度は?
今回は別記事にも書きましたが、WindowsとMac両方で使えるようにするためにexFATでフォーマットしています。
接続はハブを介してUSB-A(変換アダプターなし)でMacに接続している状態です。
読み書きにあまり差がありませんでした。
次は変換アダプターを介して直接Macに接続した場合
当然といえば当然なのですが、殆ど差はありません。このレベルは正直体感出来るような差ではありませんので、どちらで接続しても問題はないでしょう。
公称値は430Mbpsとあるが・・・
測定方法などで差が出るのだと思いますが、実測値は上記のような数値でした。まぁ速さを求めて購入している訳ではありませんし、遅いから返品するのかと言われるとそれは無いし、まぁいいかなといった感じです。数値はあくまで参考として下さい。
おわりに
SSDに限らずこういった製品は年々安くなっていきます。数年前の価格と比較すると、信じられないほど安くなっていると感じるのが常です。
ですから待てば待つほど大容量が低価格になるのは明らかですが、現時点でそこそこの量のデータを外部ストレージに保存したい、他人とやり取りしたいなんて場合はこのSSDはかなりオススメですよ。
欲しいと思った時が買い時、必要な時が買い時ですね。
特にいまは要らないけど買っとこうかなぁなんて人は、必要な時が来るまで待つべきですよ。ほぼ100%待てば待つほど安くなるのがこういった製品ですから。