DIYを始めて、色々と作っていくと製作物もそれなりに大型化していくんじゃないかと思いますが、その際に困るのが「長くまっすぐな線を引く」ではないかと思います。
印を打つならスケールで十分
寸法を取って材料を切り出す。この際正確なスケールさえ持っていればそれで事足りますが、700mmの直線を引かないといけないような場面では困ります。
差金使っても出来ますが、私は差金も定規も最大300mmの長さのものしか持っていませんので、まぁ継ぎ足し継ぎ足しで直線を引けないことはないんですけど手間と精度を考えると、やっぱり長い定規が欲しいところです。
そこで見つけたのが「アル助」でした。
正直、ちょっと邪魔かなぁなんて思ってましたが、これを手に入れてからは効率がかなり上がったので「激変した」と言っても過言ではない感じです。
保管は工夫して
他の商品でも1mより長いものもありますが、保管の仕方が悪ければ曲がってしまったりと結構気を使います。
私はこれをトップ画のようにカーテンレールの端にフック(100均のアルミ棒)でぶら下げて保管しています。こうすれば「もたれて曲がった」とか「踏んで曲がった」なんてことはなかなか起きないと思います。
丸鋸ガイドとしても使える
実はこれ、クランプで挟んで固定すると「丸鋸ガイド」としても使用可能です。DIYだと縦に2mの長さをカットなんて場面はなかなか出てこないのではないかと思いますので、この1mの長さで十分事足ります。
またクランプで挟むことによって安定するので、丸ノコに集中出来ますから危険度もそれによって下がるのではないかと思います。
DIYや木工に大切なのは「直角と直線」
これは経験を積んでいくと、誰もが身をもって思い知ることになると思いますが、ここが出せないと正直何も始まらないというか、まともなものが作れません。
大工さんは90度のことを「矩」(カネ)と呼ぶそうですが、角度に名詞があるくらいですからそれがどれだけ大切なものかが分かりますね。
とにかく「まっすぐ線が引ける」と「90度に切れる」は一番大切な事であり、また一番の基本なんだと思います。
ですから「きちんと90度が測れる」スコヤも必要なんですね。
道具好き、工具好きにはたまらない
車の整備、バイクの整備の工具もそうですが、大工道具もほんと魅力的です。なんでこう、道具って魅力的なんでしょうか。道具が魅力的なのか、または自分がある種病的なのかは解りませんが、とにかく見たら揃えたくなるという衝動に駆られます。もう収集癖ですね。
「大工は道具倒れ」なんて言葉を聞いた事がありますが、確かに鑿一本にしてもプロの道具はかなりの値段ですね。だからDIYで同じようなレベルの道具を同じように揃えようと思ったらもうお金ばっかり掛かって大変なことになりますね。
おわりに
そんな感じで、素人は必要最低限のものを揃えるしか出来ませんので、工具や道具を買うなら出来るだけ「買い直し」は避けたいもんです。
さほど多くない所有する工具や道具の情報ですが、今後も出来るだけDIY好きの方が損をしない、間違った選択が内容に何か参考になれば嬉しいので、記事にしていきたいと思います。