正直、この程度の加工でDIYなどと言ってはいけないのかも知れません。日本酒の枡ですが、蔵開きに参加するといつも貰えるのですが使い道が無い。でも勿体なくて捨てれない。なんとか使い道が無いものかと思案していましたが、ちょうど良い使い道が見つかりました。
菊正宗の枡ですね。昨年2019年の菊正宗の蔵開きに参加した際に頂いたものです。
あられ組で作られていて、なんだか愛着があるというか、なんとなく捨てれなくて棚に飾っていました。飾るようなものでも無いんですけど。
ペッパーミルをキッチンにどう置くか悩んでいたのがきっかけ
家で使っているプジョーのペッパーミルはこの商品で、これ自体はまたレビューしますが非常に気に入っています。
しかしこれをカッコよく置くための市販されている台というかホルダー?はただの小さなお盆みたいな形なのに意外と高くて、ずっとコルクのコースターの上に置いてました。
また、プジョー純正のトレーだと2つ置くところがあるので、ソルトミルも使わないと片側だけ使用することになりますので、片側だけ使ってる事をイメージするとやっぱりカッコ悪い。
なんとなくサイズが合いそうだった
なぜそう感じたのか覚えてないのですが「あの枡使ってみたら、日仏融合デザインみたいで面白いかも?」なんて思ったわけです。
木の厚みもしっかりしてるし、特に日本酒好きな訳でもないのですが、これは面白いかも!と思って入れようとすると入らなかったんですよね。。。。
ほんの少しの差なのですが、入りませんでした。
鑿で削ってしまえば良いんじゃない?
てな感じで、鑿を使って各辺の中心だけ測ってからサクサク削っていきました。削っては合わせ、削っては合わせと1時間もかからないうちに大まかなサイズが合うようになって、あとは抜き差しの際に引っかかったりしないように、入口の方を大きめに、すり鉢状にする方が使いやすいかと思って最後の調整、ペーパーがけをして終了!
作業中の写真は撮っていなかったので、完成品の写真しかありませんが、こんな感じで出来上がりました。
バッチリ仕上がりました
端材利用とあまり変わらん感じなので、良いか悪いかは別として、なかなか面白い、また使い勝手の良いものが出来たのではないかと思います。
これを使い出してからは、深みがかなりあるせいか、調味料の台の棚の部分が胡椒の粉で汚れるようなことが無くなりましたので掃除も非常に楽になりました。
おわりに
なんかDIYって、こういった小さなことから始めて、「これは良いね!」と自画自賛した時からだんだんとハマっていくのではないかと思います。
端材で何か面白いもの、便利なものが出来れば「お金をかけずにこんなに便利になった!」みたいな感動もありますしね。
他にも記事にしていますが、鑿は、まぁ本当に買って良かったと思っています。