iPhoneで動画撮影!充電しながら外部マイクが接続できるアダプターを買ってみた

ガジェット

私はiPhone8Plusを使っているのですが、みなさんご存知の通りこの辺り以降のiPhoneは全てLightning接続に変わってしまい、さらに途中でイヤホンジャックが無くなり、アダプターが無いとイヤフォンが挿せない仕様となってしまいました。

手持ちのビデオカメラで撮影した動画と、iPhoneで撮影した動画を比べてみると、なんとiPhoneの方が画像が綺麗。しかもフロント側のカメラで撮影しているにも関わらずです。

ですが電池もそろそろ寿命が近付いてきてる私のiPhoneでは長時間撮影はちょっと微妙な感じです。また内蔵マイクを使用した録音だと、どうしても周囲の音を拾ってしまうため外部マイク接続をする必要がありました。

Lightning端子は一つしかない

当たり前ですが、iPhoneにはLightning端子は一つしかありません。ですから外部マイクを接続すると充電が出来ないし、充電しながらだと外部マイクが使用できない。

以前マイクの記事に書いたのですが、この環境ではバッテリー消費が気になってしまい撮影にもなかなか集中できない状況だったので、どうしてもこれが必要となった訳です。

Apple認証製品は高すぎる

充電しながら外部マイクを接続するだけ、たったこれだけの事なのであまりコストはかけたくないのが正直なところです。私の普段の考え方は「ケーブルなどの付属品をケチった結果そのせいで本体がおかしくなったら意味がない」なのですが、さすがにこれはちょっと手が出ませんでした。

という訳で、悩んだ末に中華に手を出してしまったという訳です。

外箱は意外と丁寧に作られている感じでした。

フォント感はやはり中華感バリバリですけど。

裏面はこんな感じです。

まぁ文章はいつもの感じです。本当にまともな製品を売る気があるのなら、校正とかにも少しはお金をかけて、販売先の国で説明文が変だと思われないようにするのが普通だと思いますが、たったA4一枚にも満たない文章の校正ですらコストが掛けれないような姿勢であるという事は、何か問題があると大急ぎで逃げるような製造元なんだろうなと自然に思ってしまいます。

リンク先の売価には注意してください

リンク貼っといてこれ書くのも変なのですけど、表示されている価格はAmazonの現在の価格が自動で表示されています。

楽天かYahoo、どちらかで買いたい場合は価格をしっかりチェックして下さい。もし3000円を超えるような価格なら、前述の”Apple認証”のベルキンのを買った方が良いです!

4分の1の値段だから中華に手を出すのであって、2000円も差がないのであれば絶対に”Appleの認証”を受けた製品使う方が良いです。

嘘っぱち認証

またこの中華の製品タイトルには「2020認証版」と書いてますが、誰から認証を受けたかなんてどこにも書かれてませんので、勝手に言ってるだけです。問い詰めると「うちの親戚に」とか「知人の会社に」とか言うかも知れませんが。

作る方は責任取らないが、使う方は事故責任、いや自己責任で使えと言うことですね。

イヤフォンジャックのタイプも出ている

2021年2月追記です。調べてみると、アダプタ無しでイヤフォンが挿せるタイプも発売されていました!

ヘッドフォンジャックと書かれているので、マイクの接続が可能かどうか調べてみると

iPhoneを充電しながらヘッドフォンが使用できます。3.5ミリ ヘッドフォンやスピーカー、AUXケーブルに接続するだけで、充電中も音楽やハンズフリー通話ができます。 自宅で、社内で、勤務先で、外出先のどこでも活躍します。

https://amzn.to/3oOt3pH

ハンズフリー通話が出来るという事は、マイク付きのヘッドセットやイヤフォンを接続できるということですから、端子はTRRSという事になりますね。

このTRRSを知らなかったから録音できずにハマってしまって、解決した記事もありますので、良ければご覧ください。

iPhone付属イヤフォン以外を使うならこれがベスト

iPhoneに付属のイヤフォン、ジャックがLightningですよね。どうしてもそれで録音しようと思うなら前述のベルキンか中華製のLightningジャックが2つのタイプになってしまいますが、私と同じように外部コンデンサーマイクを使うケースだと、このイヤフォンジャックタイプを選ぶべきです。

いちいち変換ジャックでLightningに変換して、それを接続するなんて手間のかかる作業が無くなります。またそういうパーツって、すぐどこに置いたかわからなくなるし、大きなものではないので紛失する可能性大です。

屋外での撮影も考えているなら、家から持ち出す訳ですから余計リスクが高いです。

なんと中華でもあった

まさかと思い調べてみると、中華でもイヤフォンジャックタイプが販売されていました。

追記作成時点でベルキンとの価格差が1500円くらいですから、これなら間違いなくベルキン一択ですね。

商品紹介画像で爆笑

これは時間のある方は面白いので見比べて欲しいのですが、この中華製、商品説明画像の一部をベルキンの商品説明画像からパクって掲載しているんですけど、その日本語表記が

  • ベルキン製 安定している音
  • 他社製 雑音が多い

このように自社商品紹介ページ上でベルキン製商品の販促を行っています。なんと親切な企業でしょう!

まともに動くのか

ここからが本番です。

いくら安く購入できたと言っても、まともに動作しないのであればお金をドブに捨てたのとなんら変わりはない訳ですから、それなりに動いてくれないと意味がありません。

果たしてまともに動作するのでしょうか。

初回起動が面白かった

2回目以降も同じことになると思ってスクショとか撮ってなかったのがミスですが、最初に接続した際、iPhoneの画面に「これは使用できません」みたいなポップアップが3回くらい出て「あぁやられた」と思ったのですが、そのままテストしてみると何故か動いてる。

録音も問題ありませんし、充電もしながら動画撮影、録音も可能でした。

ただヘッドフォンとマイクを繋いで録画を開始したのですが、ヘッドフォンからは音声が流れませんでしたので、録画中の音声のモニタリングは出来ないことが判明しました。

とりあえず動いたのでよかったなと思い、記事作成のためにエラーメッセージのスクショを取ろうと準備して再接続したのですが、初回以降は一度もエラーメッセージが表示されませんでした。ほっとした反面なんかガッカリしましたけど、まぁ動いてるならいいかと思って使っています。

なんか仕込まれててデータを転送されてるとかが無ければ良いのですが。。。

Macには接続出来ないことが判明

これはちょっとビビったのですが、最初のテスト時はこの写真の通りの接続でうまく行きました。

中華アダプタはiPhoneへ接続、イヤフォン接続部のLightningはマイクとヘッドフォンに分岐、充電部のLightningは充電器へ接続している状態です。

この充電器への接続をMacbookProのUSBハブに接続したら、、、、

スリープ→解除→スリープ→解除→スリープ→解除→スリープ→解除→スリープ→解除→スリープ→解除→スリープ→解除→スリープ→解除→スリープ→解除→スリープ→解除→

これを延々と繰り返す挙動を示したので、だいぶびっくりして慌てて線を抜きましたw

なんじゃこりゃ?といった感じですが、まぁ充電しながら外部マイクで録音という目的は果たせたのでよかったかなと。

おわりに

とまぁこのような感じで、動くには動くけど怪しい部分が拭えないまま使い続ける必要があるということが判明しました。

まぁ文句を言ってても私も買ってしまった訳ですし、買い手市場があるからこそ売り手がそこに出現する訳ですね。

まぁでも、正直買うならベルキン一択ですね。

イヤフォンジャック+Lightning充電タイプ

Lightning ×2タイプ

このコロナ騒ぎで、この手の商品の需要はかなり拡大していると思われますが、皆さんもあまりヘンテコなものを掴まされないように気をつけて下さいね!

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