デロンギ：ディナミカの毎日のお手入れから定期メンテナンスまで紹介

デロンギのディナミカですが、クリーニングもほぼ全自動とはいえ機械物である上、口に入れる飲み物を作るものですから、やはり毎日のお手入れは欠かせません。

日常のお手入れから定期的なメンテナンスまでを紹介しますので、購入の際参考にして頂けると幸いです。

日常のお手入れ

1日の終わり、「今日はもうコーヒーは飲まないな」となったら行うお手入れは以下の作業です。

ミルクフロッサーを使わなければ、たった４つの部品を洗うだけ！

給水タンクは水洗いのみ

コーヒーは香りが重要です。また水のタンクは油汚れとは無縁ですから、食器洗い洗剤を使う必要はありません。

タンクを外して、内蓋とタンクをサッと水で流すだけ。あとは布で拭き取るか、朝まで乾燥させれば完了です。

カス受けとトレイ、水滴受けを洗う

実際このカス受けとトレイも、スポンジと流水で洗えばほぼ問題ないとは感じていますが、人によっては気持ち悪いと感じるかも知れませんので、そういう方は洗剤を使えば良いでしょう。

水滴受けを洗う

これは小さなパーツですから洗うというほど大した作業ではありませんが、この水滴受けも取り外してさっと水を流して乾燥させます。

ミルクフロッサーを洗う

ミルクフロッサーのノズル（シルバーのパーツ）を右側に回転させて、止まったら下に引き抜きます。

その後現れる内側にあるゴムのノズルを下に引き抜きます。

外した両方の部品を水洗いして乾燥させます。

おすすめのお手入れ方法

約１ヶ月経過し、色々な使い方を試してみた結果、これをマメに行えば1日の終わりの掃除が楽だと気づいた点について記載したいと思います。

ミルクフロッサーは使用直後に掃除する

カフェラテやカプチーノなどを飲む際、ミルクフロッサーを使用して牛乳を温めますが、この部分は使用直後に洗うと1日の終わりの掃除がかなり楽です。

温める対象がミルクですから、放置する時間が長いと雑菌の繁殖も考えられます。

高温のスチームが噴射されるので、室内で使用する上ではさほど心配は無いかと思いますが、こまめな洗浄をおすすめします。

この方法でも十分だとは思いますが、洗うことが手間だと感じない方は、使用直後に前述の「日常のお手入れ」で記載したミルクフロッサーを洗う手順で洗っておけば清潔を保てますのでさらに安心です。

ホッパーは２週に一度ほど

マニュアルに記載されているサイクルは１ヶ月に1度程度です。ですが、やはりある程度は清潔に保っておきたい部分でもあります。

洗うと言っても洗剤も使いませんし、さっと刷毛などで細かいコーヒーの粉を払って軽く水洗いすれば終わりなのでとても簡単です。

定期的に行うメンテナンス

ディナミカが家に来てからそれほど時間が経過していませんので、これらのメンテナンスはまだまだ先の話ですが、マニュアルに記載の定期メンテナンスについては以下のとおりです。

抽出ユニットのお手入れ

マニュアルでは１ヶ月に一回するお手入れと書かれていますが、これを洗うのも大した手間ではありません。

ワンタッチで取り外し、水洗いをして再度取り付けるだけですからとても簡単。

私は2週間に1回のペースで洗っていますが、面倒どころか綺麗になってとても気持ちいいですよ！

石灰除去

日本は基本的に軟水（地域により差があります）ですから、そう頻繁に行う必要はないと思いますが、定期的に水が通る配管内の石灰除去をする必要があります。

抽出ユニットのグリスアップ

これはマニュアル27ページに書かれているのですが、抽出ユニットの伸縮動作が固くなってきたらグリスアップをする必要があるそうです。

デロンギ社純正グリースを使う方が良いとは思いますが、代用品は以下のような食品機械用のグリスです。

デロンギ純正は以下サイトから

おわりに

以上でデロンギ・ディナミカのメンテナンスは完了です。

記事にすると長くなりましたが日常的なメンテナンス、1日の終わりのお掃除はとても楽です。

このディナミカを使う前は「ハンドミルとペーパードリップでも手間は変わらない」と思っていましたが、片付けが1日の終わりに一回だけ、しかも飲みたくなったらボタン一つで美味しいコーヒーが飲めるようになると、もうハンドドリップには戻れません。

おうち時間が長くなった今の時代、自分に投資、自分へのご褒美に導入されることをお勧めします。

このディナミカ、本当に生活を豊かにしてくれますよ！