先日たまたま長時間外出する機会があったのですが、iPhoneの電池が残り1%まで減っていてかなり焦りました。auを通してAppleCareに加入しているので、無料で交換してもらおうとApple Storeに行ってきましたが、断られてしまいました。
結構人がいた
現在、緊急事態宣言下で、かつ平日の昼間だから楽勝だろうと思ってギリギリの時間にショップに着いたのですが、まさかの外まで並んで入場制限、Genious Barの方の列と店舗商品を見るお客の列との二列でかなり並んでいました。
予約があればスムーズ
これはいつもと変わりませんが、Genious Barは予約して行くべきで、予約があるとほぼピッタリの時間にちゃんと担当者が現れて対応してくれます。
さらに対応が終わった際「他に何かお困りのこと、ご相談などはありますか?」と聞いてくれます。
今回別件でMBPのアクセサリについて少し質問したのですが、しっかりと慌てる様子なく対応して頂けました。
予約時間ピッタリで対応してくれるにも関わらず、こうした対応も可能だという事は、それなりの時間の余裕をもってスケジュールを組んでいるか、まさかの場合のスタッフを数名用意しているかのどちらかですね。
この対応力は素晴らしいと思います。
その分、商品にそのコストが乗っかってるのは言うまでもありませんがw
保証期間内のバッテリー交換は無料
現在、モデルにも依りますが保証期間内のバッテリー交換は基本無料です。
私が使用しているのは8Plusで、キャリアを通してApple Careに加入しているので保証期間は4年間あります。
それなら中途半端にバッテリーの持ちが悪いのを我慢しながら使うより、早めに交換してしまった方がいいと思ったのでバッテリー交換をお願いしようと思ったわけです。
キャリア(au)の保証
現在、auを通してApple Careに加入しているので、保証期間は分割払いの期間全てカバーするので4年間あります。
まぁ今の携帯電話各社のiPhoneの売り方は、4年ローンで2年後の機種変に誘導、見返りに残り2年の支払い代金を肩代わり?するという、ほぼリースみたいな売り方です。
その期間をカバーするメーカー(Apple)の保証も付けておかなければ、必殺の「2年後の機種変で残りの支払金額で買取保証」なんて恐ろしいことは出来ませんよね。
ガラスが割れている状態で下取りに持ってきた、ボタンが効かない状態で持ってきたとなった場合「まずはお客様の方で保証を使って修理して頂き、その後下取りとさせて頂く」とやれば、契約者が払っていた保証を使ってAppleが修理する、綺麗に治った状態で携帯会社が下取りをするという仕組みが作れますね。
他人のお金で直せるようにしておかないと、手荒く使われた端末に対しても同じように買取額を保証している(例外もある)訳ですから、これはリスクが非常に高くなってしまいます。
まぁ不満の多い仕組みですが、スマホ代十数万円を機種変のたびに払うことを考えると、お客様の立場で考えられている仕組とも言える「かも」知れませんね。
ググってから行ったらけどダメだった
事前に調べておいた方が良いかと思って、念の為ググっていたのですが、よくあるパターンの「間違った情報ブログ」に引っ掛かってしまいました。。。
あちこちで見る記事では
- 83%で交換してもらいました。
- バッテリー交換のタイミングは85%を切った頃が替え時
なんて記事ばかりだったので思わず信用してしまったのですが、これが大きな間違いでした。
近頃の検索上位記事はコピペか結構多いので、ググる際は「皆が同じことを書いてるのを見ると疑わなければいけない」という変わった状況になっています。
正しいことを調べるためにネット使って調べてるのに、間違った情報を入手するというヘンテコな状態です。
Apple Storeの担当者と話した内容
とにかくappleストアでスタッフと話して聞いた事は間違いないでしょうから記載しておきます。
最大容量が79%以下だと無償交換
iPhoneの「設定」の「バッテリー」から「バッテリーの状態」をタップして、現在の最大容量を確認します。
これは私のiPhoneのスクショですが、表示は83%ですね。これでは保証を使って無料交換は出来ないとの事でした。
ピークパフォーマンスの問題
先程の画像の中心部にある「ピークパフォーマンス」に問題がある場合、表示が変わります。
ピークパフォーマンスに問題がある際の症状
バッテリーの残量と、使用状況のギャップがあると言えば分かりやすいでしょうか。
要はバッテリー残量が40%くらいある状態で、アプリを使ってる最中に突然シャットダウンされるような症状が代表的なものだとスタッフが説明してくれました。
もしこの問題が発生した場合、先の画面のピークパフォーマンス性能の欄に表示が出るそうです。
詳しくは以下ページにスクショも含めた詳しい説明があります。
著しいバッテリーの劣化
AppleCareの存在を知らないで使っている方は少ないのではないかと思いますが、ほんとに4時間くらいしかバッテリーが持たないと、保証の存在を知っていればショップなどに行って相談すると思います。
そんな状態のまま使い続ける方は少ないとは思うのですが、劣化が進むとほんとに電池が持たなくなりますね。その際は最大容量が40%、50%まで劣化した状態だと思います。
これは79%以下に該当するので同じ話になりますが、こういったケースでもすぐに交換してくれるという話をしていました。
結局今回は諦めた
スタッフの方の話だと、
バッテリーの持ちの方が大切だから、せっかく来たし有償でもいいから交換してください
という太っ腹な方が結構おられるそうですが、私的にはそれはアウトでした。
AppleCare、auに毎月支払っていますが、このように結構な値段です。
毎月979円。現時点で27回支払っているので、これまでの合計金額は26433円となっておりますw
もし途中で機種変をしないのであれば、さらにあと21回、20559円支払う訳です。
4年間の製品保証、紛失保証の合計が
¥46,992-
初めて計算しましたが、目が点になってしまいましたw
Android系スマホが普通に購入出来る値段ですね。。。。
やはり変えなくて良かった
別に儲けさせるのが嫌だという意味ではありませんが、これだけの保証料金を払った上で、条件が合えば無料で交換してもらえるものに自らお金を払うなんて事は、さすがにしたくはありませんね。
どうしても変えないとまずい、海外出張で現地でダメになった場合さらにヤバいなんて状況なら、お金払ってでも交換すべきだとは思いますが。
Apple Storeでいちいち払った保証代金の計算はしませんでしたが、帰宅してauにログイン、これまでに払ってきた金額を見て正直驚きました。
「またここまで来るのが面倒だし、もーいっか!」と一瞬揺らいだのですが、我慢して正解でした。
おわりに
保証の話ですが、今からでもやめようと思えばやめれるはずです。
しかし、保険系のこういった契約って、切ったら切ったで何かが起きるのが世の常ですから、まぁ高いと言えば高いんですけど、このまま契約期間(分割支払い期間)満了まで払っていこうと思います。
まぁ、とにかく落としても大丈夫なケースを使うのが一番だと思いますよ。
購入当時から2年ちょいエレコムのこのケースを使っていますが、結構ヤバい落とし方をしても傷が入ったことがないのでおすすめです。
このシリーズ、保護性能もいいんですけど、それよりストラップ付けれるのがいいんですよね。