もう何度目か忘れるくらいバッテリーを交換してきましたが、またセルの元気が無くなってきたので交換です。
大体1年半くらいのサイクルか
ほぼ毎日乗っている時でも2年くらいのサイクルで交換していたような気がしますが、通勤距離が4Km以下だったのであまり長持ちしなかったのかも知れません。
私のアドレスV100は購入してすぐ全波整流化したので、それが原因の一つである可能性もありますが、そこそこスピードが出ている状態で充電量は14.2Vが最大ですから実際にはあまり関係ないのでは無いかと。
そう高くもないので弱ってきたら迷わず交換
ショップだと1万円くらい払ったなんて話を聞いたことがありますが、まぁ自分でやれば安くつくのは間違いありませんから、ちょっとセルが弱いなぁなんて思ったら迷わず交換しましょう。
工具を持ってなかったら?
必要なのはプラスドライバー2番(普通のサイズ)と六角レンチです。単品で揃えるのも面倒ですから安いキットを一つ持っておくと良いかも知れませんよ。
これ持ってて、持ち運び用として使ってますがかなり便利です。最近のスマホの半分くらいのサイズに収まってスクーターの簡単な作業なら、これひとつでなんとかなります。
アドレスV100のバッテリー交換手順
では順を追って説明します。
カウルの取り外し
車体の右側から
この写真の中心部、四角い箱が半分見えていると思いますが、このケースの中にバッテリーが入っていますので、まずは蓋の前にあるカウルを外す必要があります。
矢印2箇所のネジを外す
右側は下から止まってますので、屈んで目視するか手探りで探してみてください。
外れたカウル
こう見ると、どうやって止まっているか分かるので外しやすいかと思います。
このL字に出てる部分がネジ受けになってまして、それが前側のカウルの裏に入ります。
爪も付いてます
後ろ側も爪で引っかかっていますので、割らないようにゆっくり歪ませて外してください。
カウルが外れたら
こんな感じでバッテリーのケースが見えます。手前の黄色い線は私が追加したものなので、通常だと付いていない配線です。
やっとバッテリー
こんな感じで見えますので、配線に無理が掛からないようにバッテリーを引き出してください。
取り出したバッテリー
見た目はまだ新しいですが、ケースに入っていたのと比較的交換サイクルが早いのでそう汚れてもいないんだと思います。
バッテリー交換、配線を外す順番
これは必ず守って頂いたい手順です。
取り外しはマイナスから
車体からバッテリーを外す際、車でもバイクでも同じですが、必ずマイナスから外してください。
マイナス端子から配線を外したら、次はプラス端子から配線を外します。
取り付けはプラスから
新しいバッテリーを取り付ける際、配線を取り付ける順番はプラスからです。この手順は必ず守ってください。
ショートを防ぐ
細かい話をするとその手順の理由は長くなりますが、この順番でやると「間違ってショートさせた」という確率はかなり下がります。
新しいバッテリーを接続
正しい手順を守って新しいバッテリーに配線を接続します。
逆の手順で戻す際の注意
バッテリーの配線ですが、ケース内に配線を引き込んでいる部分が防水構造になってますので、このゴムの部品の凹んだ部分をバッテリーケースの耳にスライドして入るように取り付けて下さい。これがズレていると大雨の日などに水が入ってバッテリーのターミナルが錆びるなど色々なトラブルを生みますので注意して下さい。
ここで一旦エンジンを始動してみましょう
全部組み上がった後に、エンジンをかけようとしたら掛からない!なんて事になると非常にめんどくさいので、新しいバッテリーが接続出来た時点で一度エンジンを掛けてみましょう。ここでセルが回ればもうOKです。
カウル取り付け時の注意
取り外す際に気づいたかと思いますが、前にも後ろにも爪がありますので、双方の爪がしっかり入っている状態でないと不具合が生じる可能性がありますのでご注意ください。
これで完了
慣れればおそらく15分ほどで終わると思います。ネットで台湾製を購入すれば3000円以下で購入出来ますので、交換の際は是非自分でチャレンジしてみることをお勧めします!