【IKEA HACK】壁面収納へ追加のKALLAX:一段継ぎ足し

作品集

前回の記事で書いた5x5KALLAXを改造してTVボードを作成した壁面の左右の隙間に、1x4のKALLAXを1x5に改造して据え付けることによって同じ高さの壁面収納を製作します。

偶然ピッタリサイズだった

前回の記事で書いた5x5のKALLAXと1x4のKALLAXを2個使えば、壁面スペースの幅とほぼぴったりの間取りだったのがラッキーでした。

幅は良いが高さが一段足りない

海外のIKEAでは1x5のKALLAXの取り扱いがあったようですが、なぜか日本には1x4のKALLAXしかありませんでした。

もし1x5があれば、組み立ててそのまま収めると完成!となったのですが、この1x4をなんとかして1x5に改造しなければいけません。

塗装面の色と感じは5x5と全く同じなので、並べても違和感がなさそうなのです。

という事は、継ぎ足す部分の色目が違えば逆に目立ってしまうという事になってしまいますね。

加工方法

この底板を外して、側板を延長します。棚板が一枚足りないのは5x5で余っている縦の板が全く同じサイズなので使用できます。これがKALLAXを改造するのに良い部分ですね。いくつかを組み合わせてレイアウトや設計をすれば、結構楽に色々アレンジできます。

側板の延長はちょっと難しそうです。余った棚板が使えますが、その棚板の厚みと棚の内寸の合計高さで側板を作ります。その側板の厚みと奥行きはメラミン板が接着されて厚みが出ることを計算して用意しなければいけません。

側板の製作

まずは白のメラミン板の厚みを計算します。そのメラミン板の厚みを差し引いて板を作る必要がありますので、プレナーなどの特殊な機械が必要ですから、これも大工さんにお願いして作ってもらいました。

棚板を取り付ける穴やダボ穴はこちらで開けることにして板だけをお願いしたので、穴あけはかなり緊張しましたが、しっかり寸法取りをして無事に作業が完了しました。

このレベルで印を入れる、墨を打つには必ずこの道具が必要です。これが無いとほぼ無理だと思います。

側板の縦方向の穴あけ、横の棚板取り付けのためのダボ穴を正確に開けて、全てを連結したら完成です。

最初は若干このつなぎ目が気にはなったのですが、数日後には全く気にならなくなりました。

沈み込みも起こるかと思いましたが、トップの高さは無事にきっちり揃っています。

このレベルであれば大満足ですね。

おわりに

作業途中の写真がほとんど残っていなかったのが残念ですが、工夫すればこのように綺麗に加工、アレンジ出来るのがIKEA Hackの面白いところです。

みなさんも収納で悩んだらこのKALLAXはアレンジが効いて強度も十分、しかも格安でいろんな形が販売されていますのでとてもおすすめですよ!

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