端材であられ継ぎ!鑿を使ってペンケースを作ってみた

作品集

端材というよりは、実際は100均で買った板で作ったのですが、せっかく買った鑿で手作業でどこまで出来るのか試してみたくなり、手ノコと鑿だけで加工して組んでみました。

切り欠き部分は最初は小さめに

何かちゃんとした名称があるのでしょうが、結合する部分のサイズが大きいと後から修正が効きませんから、かなりビビって最初は全く入らない状態でした。

これも途中の作業工程の写真が一枚もありませんので、完成品の写真のみになります。

角を丸くするのは全て紙やすりでやりました。


底の厚みが側面と同じだと、やはりちょっと変な感じがしますね

各接合部は木工用ボンドで接着しました

接合部アップ。若干の欠けが見られます

合わせては削り、合わせては削りの繰り返し

あられ組について色々と検索して、トリマーと治具を使えば結構簡単に出来上がる事は知っていたのですが、どうしても機械を使わずに手だけで組みたかったので意地でやりましたが、たったこれだけのものでも相当な時間が掛かりました。2日間くらい毎晩作業してたと思います。

でも、ちょっと固めで差し込む際にキリキリ鳴る音を聞きながら組み上げた時の感動はなかなかのものでした。そこから対角線の長さを合わせて90度をしっかり取って接着、その後は1mmほど大きめの底板を用意し、木工用ボンドで接着して余った部分はやすりで整えて完成しました。

さいごに

なんだか仏像を彫る方の気持ちがわかったというか、作業中はかなり集中しており時間が経つのをすっかり忘れて没頭してしまいました。

これはこれで良い経験だったと思いますし、ストレスが溜まったらまた作るかも知れませんねw

この治具、ほんと作りたいなぁと思ってます。釘やねじ使わずにこういった箱物作れるようになるとかなりバリエーションが広がりそうですから。

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