この一年、家で過ごす時間が長くなったせいで、こうした高級コーヒーマシンが飛ぶように売れているようですが、一度使うとその理由が本当によくわかります。お世辞抜きにこれは凄い。
このディナミカが届いた瞬間から、家で過ごす時間が激変しますよ。
デロンギのコーヒーマシン「ディナミカ」
このディナミカを手に入れる前までは、こうした機械は全て「エスプレッソマシン」と呼ぶものだと思い込んでいましたが「コーヒーマシン」というジャンルがあり、それはドリップコーヒーのようなコーヒーも淹れる事が出来ると知りました。
コーヒーマシン、最初に聞いた時はコーヒーメーカーや巷で流行りのネスプレッソなどを思い浮かべました。
デロンギのディナミカは、この手の商品とは違い「豆を投入し、豆を挽くところから抽出、掃除まで全て自動で行う」機械です。
メーカーサイトは以下
抽出できるコーヒーの種類
このディナミカで抽出できるコーヒーの種類は5種類。それぞれ特徴的な味わいで、同じ豆でも色々楽しめます。
エスプレッソ
言わずと知れたイタリアのコーヒーの代表格ですね。
このエスプレッソ以外の以下はレギュラーコーヒーメニューになります。
レギュラーコーヒーメニュー
カフェ・ジャポーネ
ペーパードリップに近い味わいを出すために、間欠抽出で旨味と香りを凝縮して抽出する「深蒸しレギュラーコーヒー」を楽しむメニューです。
スペシャルティ
豆の産地の特徴をを最大限に表現してすっきりした繊細な味わいを演出するコーヒーを楽しむメニュー。蒸らしの時間を取らずに一気に抽出します。
中~やや浅煎りの豆も楽しめるメニューです。
ドッピオ+
少しずつお湯を浸透させていく間欠蒸らしから蒸らしへ移行し、香りを最大限に開かせて抽出するコーヒーのメニューです。
ロングコーヒー
挽いた豆にお湯を浸透させ、蒸らしから抽出までのサイクルをペーパードリップのようなサイクルで淹れたコーヒーを楽しむメニューです。
それぞれ豆の量、湯の量を調整可能
これらすべてのメニューは、それぞれに好みの湯の量や豆の量をセットすることも可能です。
豆の量は5段階、湯の量は好きなところで止めることができ、またそれを記憶させることも可能です。
ミルクのフォーミングもできる
この作業は手動になりますが、カップに入れたミルクをスチーマーを使って2種類の方法で温め、美味しく仕上げます。
Hot milk
これは純粋に「ミルクを温める」機能です。温めるといってもスチームを使って温めるので、レンチンとは全く違うホットミルクが出来上がります。
甘くなるミルク
これが不思議なのですが、ディナミカを使って作ったホットミルクは砂糖を入れなくても「甘い」んです。優しい甘さです。
これで作った150ccほどのミルクに「エスプレッソのダブル」を淹れて飲んだら、ほんと最高です。
Cappuccino
こちらは同じ牛乳を温める機能でも、ラテアートなどが出来るタイプのフワフワのミルクをスイッチ一つで簡単に作るモードです。
フワフワのミルク
私はまだこの領域には踏み込んではいないのですが、このフワフワのミルクを作る機能でラテアートを楽しむことが出来ます。
おうちでこんな事が出来るとすごいですよね!
ステンレス製ミルクフォーマーポット
今はスノーピークのチタンマグを代わりに使っていますが、この日本製ミルクフォーマーポットとセットで使いたくて仕方がない感じです。
これさえあればラテアートが!と思いますが、ちゃんと練習しないと簡単には出来ないでしょうね。でも夢があるというか、考えるとワクワクします。
お手入れが超簡単
他のコーヒーマシンよりこのデロンギ・ディナミカがお勧めな最大の理由はこれかも知れません。
飲みたくなったらボタン一つで出来立てコーヒー、片付けは1日の終わりに行うだけ!
ほぼ全自動
豆を挽くところから廃棄まで全て自動で行ってくれるので
- 豆の補充
- 水の補充
この2点以外は何も気にせずに使えます。抽出済みコーヒーは排出タンクに貯まりますが、タンクがいっぱいになると、このような表示が出ます。
この表示が出たらカス受けを取り外して捨てるだけ!
在宅勤務や忙しい時間でも、片付けの手間を気にすることなく美味しい挽きたてコーヒーがボタン一つで楽しめるのはほんと驚異的です。
1日の終わりの片付け
1日の終わりに「今日はもうコーヒーは飲まない」となったら最後の片付けです。
これもかなり簡単に終わるのですが、別記事にしましたので気になる方は以下リンク先を参照して下さい。
使ってみた感想
ディナミカが届いてから約1ヶ月が経過しましたので、私なりのレビューを書いてみたいと思います。
肝心のコーヒーの味は?
今までハンドドリップでコーヒーを淹れて飲んでいましたが、完全に別物といった感じです。
豆を挽いて淹れることと比較した手軽さの影響は大きくあると思いますが、こちらの方が「カフェで飲むコーヒー」に近い感じがします。
豆の特徴が味に出る、その出方が違うという感じです。
抽出方法でもかなり変わる
前述のように抽出方法も色々選択出来るので、好みの豆とその豆に合った飲み方を探すのがとても楽しく、ベストな飲み方が見つかった時「おー、この豆はこの飲み方だと美味しく飲める!」と思わずニコニコしてしまいます。
豆が持つ本来の味がしっかりと強調されるのか、豆によってピッタリの抽出方法があるのか、本当のところは分かりませんが、ピッタリの組み合わせが見つかると普通だと思ってた豆でも最高に旨いコーヒーに変身しますので、このパターンを見つけるのもとても楽しいです。
酸味が強調される
驚いたのは、酸味が強調されるような感じがするところです。
同じ豆を手挽きのハンドドリップとディナミカで比較すると、ハンドドリップだとあまり感じなかった酸味が、ディナミカで淹れると引き立つような感じです。
私は酸味の強いコーヒーは好みではありませんので、最初ちょっと「あれ?この豆ってこんな風味だったかな?」って感じでした。
ですからディナミカを使い出してからは、購入するコーヒー豆を変えました。
後述しますが、キャンペーンでもらったMusettiのエスプレッソ用が驚くほどディナミカに合っている豆だと感じました。
これは蒸らしの時間などの影響が大きいのではないかと予想しますが、とにかくペーパードリップとは別物と考えた方が良いでしょう。
ディナミカとの相性と自分との相性
表現が非常に難しいですが、先に説明した「酸味が強調される感じ」のように、豆自体も抽出方法の相性があるでしょうし、ディナミカと豆との相性もあるでしょう。
それがマッチした上で、その味が自分と相性が合ったら「これこれ!」って感じの答えが出るんだと思います。
もし買われるなら、好みや相性があるとは思うのですが、私の意見としては最初はこの豆で飲まれることをお勧めします。
1日5杯以上飲む方は【買い】です
在宅勤務の方も増えているでしょうから、丸一日家にいて
- 朝起きた時
- 午前の休憩時
- ランチの後
- 午後の休憩時
- 夜に一杯
といった感じで、家に1日いる時は平均5杯は飲むという方は、間違いなく「買い」でしょう。
その5杯を一杯ずつハンドドリップで入れている方は特にですが、一度に数杯分を入れてポットに保存するタイプのコーヒーメーカーを使っている方にも買い替えをお勧めします。
とにかく毎回「挽きたて」の「淹れたて」で、香り高いコーヒーを味わえるのですから、この価値は素晴らしいものがあると思います。
もし喫茶店に行ったとしたら
喫茶店に行くというのは雰囲気も味わう意味もあるので、価格だけで比較するのはナンセンスなことはわかるのですが、1杯400円で計算してみると
- 400円 × 5杯 = 2000円/日
- 1ヶ月(30日) = 60000円
- 一年(365日) = 730000円
なんと年間73万円も掛かるという計算になります。
1日5回喫茶店に行くかどうかは別としてですが、とにかく積み重なると結構な額になるのがわかります。
比較というよりは、この計算を参考にして購入を検討されると良いと思います。
ディナミカ、パッと見は高いですが、よく考えるとイメージより高いものでもないのがわかりますね。
購入者はイタリア「Musetti」社の豆がもれなくもらえる
このディナミカを購入して、以下の条件を満たすと合計5袋もらえます!
- 購入者キャンペーンで2袋
- SNSでハッシュタグをつけてシェアすると2袋
- Amazonのレビューを書いてさらに1袋
こんなにたくさんの豆を貰えるのはとてもラッキーでした。
キャンペーンでもらったそれぞれの豆の記事は以下。
おわりに
正直ここまで生活が変わるとは思いませんでした。
それだけの変化をもたらしてくれることに気づいた方が多いようで、ずっと品切れ状態が続いています。もし在庫があるのを見つけたら、それは即購入のチャンスかも知れませんよ。
ミルクのフォーミングが自動のモデルもあります。
【アドバンスモデル】デロンギ(DeLonghi) コンパクト全自動コーヒーメーカー ディナミカ ミルクタンク付 ブ...